計測データの数値(光沢・gloss)について/補修用タイルの豆知識⑥

補修用タイルの技術や豆知識

技術と分析と短納期で色を合わせる、補修・改修用タイル、リコートタイルのティーコアです。

今回は計測データの数値(光沢・gloss)について。
光沢計で計測し、数値化して釉薬やタイルの種類を絞り込むことができます。
光沢計は光沢を0~100くらいまでの数値で表すことができます。
・0~10 エンコべ、泥質、ガサガサ
・10~30 マット、セミマット
・30~70 セミマット、セミブライト
・70以上 ブライト、ガラス質

色差計や光沢計の数値がわかれば誰でもイメージ通りの色の釉薬を作ることができます。
しかし、それで本当にオリジナルに近づけるかというと、そうとも言い切れないのです。
色の見え方は背景や見る角度、太陽光と蛍光灯など光源の違い、タイルの質感によっても微妙に変わってしまうためです。他にも色を補正する際に青に青を加えても濃くなるだけで、より青くはならない。(色差数値のb値は下がらない)など・・
繊細な調整にはやはり職人の経験や勘が必要になります。
より効率よく、より100%に近いものを作ることが当社の技術です。

今回は光沢の数値データの紹介でした。

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