2種類の釉薬をかけあわせた補修用タイルの復元をしました。
今回はピンクの釉薬をベースに施釉したあと、白の釉薬をミストで施釉する施釉方法になります。よくあるパターンですが、濃い色にうすい色をかけあわせる場合は上掛けの僅かな施釉量で濃いめになったりうすめになったりします。同じ施釉量でもミストの大きさで、粗い場合は濃く見え、細かい場合はうすく見えてしまいます。
こういったテクスチャーの場合、手作業でのサンプル作成の段階ではあまり問題ないのですが、1発本番の本体生産時には釉薬の粘性やスプレーの圧に細心の注意が必要になります。
シンプルな見た目の割には、難易度が高めのケースになります。