オリジナルのタイル(マイカメタリック)/補修用タイルの豆知識⑩

補修用タイルの技術や豆知識

技術と分析と短納期で色を合わせる、補修・リコートタイルのティーコアです!
この記事では補修タイルに関する情報や豆知識を発信しています!

今回は豆知識というより番外編。

当社では高温焼成の通常のタイルや釉薬だけでなく、低温焼成のリコートの技術があるため、高温焼成の釉薬のような硬度等にはなりませんが、特殊なタイルもつくることができます。
すべて、手作業でリコートタイルより更に手間がかかるため極小ロットで、現在、家具に埋め込んだりポイントで使用していただいています。

タイルでメタリックといえば800℃以上で金属皮膜を付けるラスターが主流です。
ですが、250℃以下で焼成するリコートの技術ならマイカや蓄光顔料のような高温に耐えられない材料を使用することができるため、硬度等は高温の釉薬のようにはなりませんが、今までになかった意匠のタイルをつくることができます。

通常のラスタータイルは被膜のメタリックですが、マイカメタリックにするドットのメタリックになります。
着色されたマイカや鱗片状の特徴をいかして角度によって色の変わるマジョーラカラーのマイカも使用することができます。
ラスターでもなく、釉層を利用して車のボディーカラーより深みのあるメタリックを表現できます。

今回はオリジナルのタイル(マイカメタリック)をピックアップしました。蓄光などのイレギュラーなタイルも紹介していきたいと思います。

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